雨の日の映画と美術館。

 あいにくの雨模様だったのですが『侍タイムスリッパ―』を観て来ました。

 自主制作映画で最初は単館上映されていた作品ですが口コミで広がって各映画館で観れるようになった話題作。時代劇の少なくなったこの時代だからこその作品と言うか、時代劇愛にも溢れた笑いあり涙ありの面白い作品でした。特に最後の殺陣は圧巻の迫力でしたね。私は映画を観に行くとパンフだけは買うようにしているのですが、この作品は元が自主制作映画なのもあってパンフレットとかもなかったので手元に何も残らないのだけはちょっと残念だったかな。

 映画の後は両国にある「すみだ北斎美術館」へ。企画展も開催中だったのですが、情報を見る限りそこまで大規模な展示でもなさそうだなと思っていたら常設展や常設展プラス含めるとなかなかの見応えで楽しめました。特に常設展プラスの北斎漫画を読めるコーナーが面白くて、一冊一冊見入ってしまいました。繊細なものからユーモラス溢れるものまで本当に凄くて、略画辺りは特にそのアイデア性やセンスに脱帽ものでした。

 今年最後の三連休初日でしたがとても充実したものになりました。雨の日のお出掛けって割と億劫になりがちなんですけど、たまにはいいですね。