ちょっとした感想の吐き出し。

 昨日は久し振りに『スーパービックリマン』のDVDを見返してたんですが、終盤の駆け足っぷりは思う所がない訳ではないけれどひとつの作品として綺麗な形で完結させてくれたことに感謝しかない。

魔皇サラジン

 前編を通して「魔皇サラジンの最期」が一番好きなお話なのですが、最後の最後まで誇りだけは捨てなかったサラジンの姿が孤高で美しくて、単純に主人公たちの敵として雑な片付けられ方しなくて本当に良かったなって思いました。
 最後に剣が飛んで地面に突き刺さるシーンはありがちといえばありがちな演出なのでしょうけど、何となくロコマリ奇跡のアリババの死に様とも重なってダメージ大きいなっていうのは見ないふりをするとして、自分の存在の意味も意義もすべてを失ったサラジンがサラジンのまま最期を迎えられたことだけは彼にとっては最大の救いだった気がしますね。